JST「人と情報のエコシステム」(HITE)全体会議で成果報告

AIDEプロジェクトは科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター(RISTEX)から発信する公募型研究領域「人と情報のエコシステム」(HITE)として採択され、資金提供をいただいています。

https://www.jst.go.jp/ristex/hite/index.html

8月20日にHITE全体会議が開催され、AIDEプロジェクトをはじめ様々なプロジェクトが参加し研究進捗の報告を行いました。

会議は、統括である慶應義塾大学 國領二郎教授の進行のもと行われ、AIDEプロジェクトチームからは山本ベバリー教授と加藤和人教授が参加しました。

当プロジェクトのプレゼンテーションでは、ヘルスケアにおけるAIの開発と実装における日英両国の患者・市民参画パネル(PPIP)のこれまでの活動に焦点を当て、ヘルスケアにおけるAIに対して患者・市民参画パネルメンバーが抱く期待と不安の比較、そしてそれらの文脈化に努めていると報告し、フォーカスグループインタビューの質問を共同作成するために患者・市民参画パネルがどのように関わるのかについて説明しました。

また大阪大学医学部付属病院AIプロジェクト研究者とAIDEプロジェクト、そしてPPIPの間で築かれたつながりについての説明も行いました。

大変うれしいことに、とても前向きなフィードバックをいただくことができ、次の段階ではAIDEプロジェクトの活動をスケールアップさせ、社会にさらなる貢献ができるよう研究を進めてまいります。

2016年度から2020年度採択を含むすべてのHITE領域プロジェクトが下記リンクからご覧になれます。

https://www.jst.go.jp/ristex/hite/community/