AIDEプロジェクト研究期間、2023年12月末日まで延長

AIDEプロジェクト(ヘルスケアにおけるAIの利益をすべての人々にもたらすための市民と専門家の関与による持続可能なプラットフォームの設計)は大阪大学とオックスフォード大学の両研究チームにおいて、それぞれの研究費助成機関から研究期間の延長が認められ、2023年12月末日まで継続することが決定いたしました。

AIDEプロジェクトは2020年1月から開始し、2023年3月末日までといたしました。下記サイトをご参照ください。
国立研究開発法人科学技術振興機構 社会技術研究開発センターhttps://www.jst.go.jp/ristex/hite/community/project000419.html

この延長により、コロナ禍によって困難となっていた実証研究が計画通りに実施可能となりました。AIDEプロジェクトの大阪大学研究チームは現在、2022年4月から開始したフォーカス・グループ(グループ・インタビュー)研究における幅広い意見を集約・分析し、成果をまとめております。

グループ・インタビューにご参加いただきましたみなさまに、心よりお礼を申し上げるとともに、結果の一部は2023年初頭にご紹介いたします。

また期間延長に伴い、AIDEプロジェクトでは、患者・市民参画パネル(PPIP)に参加しているメンバーに、研究期間延長に伴う協働を要請し、承諾を頂きました。PPIPメンバーは、過去1年半にわたって研究チームと協働してきた実績があり、患者・市民の視点を検討する際に欠かせない存在です。当研究チームは、PPIPメンバーとの協働を引き続き進めてまいります。

AIDEプロジェクトはAI医療にかかわるステークホルダーが誰でも参加でき、より良いAI医療を考えるプラットフォーム構築を目指し、一層の研究推進をしてまいります。