マイナンバーカードを保険証として使うときも、AI技術が使われるように?!

政府は2023年4月から患者がマイナンバーカードを健康保険証として利用できるよう、医療機関にオンライン資格確認の導入を原則として義務付け、保険証の利用を原則的に廃止することを目指すと発表しました(1, p.32)。

マイナンバーカードの健康保険証利用は、より良い医療が可能になるとデジタル庁が発表しています (2)。マイナンバーカードを使用してオンライン資格確認を行うメリットを、デジタル庁と厚生労働省は次の通りまとめています(3)。

  • 医療機関はオンラインで患者の過去の薬剤情報にアクセスすることにより、より適切な医療を提供できる
  • 事務処理を効率化でき、コスト削減も期待できる
  • 患者から特に「限度額適用認定証」を申請しなくても高額療養費制度の限度額を超える支払いが免除される

現在、マイナンバーカードは、オンライン資格確認のシステムを導入した医療機関(薬局含む)で健康保険証として利用できるようになりつつあります。

マイナンバーカードを健康保険証として用いると、医療機関や薬局では顔認証付きカードリーダーを使って本人確認を行い、患者の同意を取った上で特定健診等の情報や薬剤の情報を閲覧できます (4)。

顔認証付きカードリーダーには、AI技術が組み込まれています。

マイナンバーカードを健康保険証として利用する。それは、わたしたちの「本人確認」をAI技術で行うことになるかもしれません。

医療機関と患者にとってそれは何を意味するのでしょうか。
医療機関の皆様、患者市民の皆様、お考えをお聞かせください。

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参考資料
1、経済財政諮問会議の取りまとめ資料. “経済財政運営と改革の基本方針2022”. 内閣府. 2022-06-07.
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2022/0607/shiryo_04-1.pdf, (参照2022-06-21)

2、ホームページお知らせ. “マイナンバーカードの健康保険証利用の本格運用がスタートしました”. デジタル庁. 2021-11-26.
https://www.digital.go.jp/news/lCQU-uoB/, (参照2022-06-21)

3、 “マイナンバーカードが健康保険証として利用できます”.厚生労働省.
https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/000843766.jpg, (参照2022-06-21)

4、“オンライン資格確認の導入で事務コストの削減とより良い医療の提供を~デ ー タヘルスの基盤として~”. 厚生労働省保険局. 2022-03. https://www.mhlw.go.jp/content/10200000/000663427.pdf, (参照2022-06-21)