研究代表者からのごあいさつ

大阪大学大学院 人間科学研究科の山本ベバリーアンと申します。「AIDEプロジェクト」の研究代表者を務めております。

本研究はオックスフォード大学と大阪大学の共同研究としてスタートすることができました。日本に永住しているイギリス人として、最新の「AIと医療」というテーマに両国で取り組む架け橋となり、ともに成果を発信できることを嬉しく思います。

わたしは、難病の患者でもあります。病気とともに暮らしている不安は、常に身近にあります。だからこそ、患者に寄り添える医療の必要性を強く感じます。

AI技術は今後、医療に欠かせないものとなるでしょう。研究者としてだけでなく、患者としての視点も生かしながら研究を進め、AI医療に貢献していこうと考えています。

最後に、この研究を採択いただきました科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター(RISTEX)および経済社会学研究会議(ESRC)のみなさま、そしてAIDEプロジェクトの推進に尽力してくださる関係者各位にお礼を申し上げます。

多くの方にAI医療への関心を持っていただき、AIDEプロジェクトにご参加いただくことを望んでおります。

2020年8月26日、残暑の大阪にて

山本ベバリーアン