市民・患者参画パネルワークショップの研究結果を健康教育分野での国際学会で発表
AIDEプロジェクトのカテライ アメリア研究員と研究代表者の山本べバリー教授は、5月19日に「第24回IUHPE(ヘルスプロモーション健康教育国際会議)」において、オンラインで研究発表を行いました。
この会議は、3年に一度開催されるヘルスプロモーション・健康教育分野での国際学会です。2022年5月15日から19日までカナダのモントリオールにて、会場参加とオンライン参加が可能なハイブリッド形式で開催されました。
(IUHPE公式ホームページ: https://iuhpe2022.com/)
私たちは今回、発表スライドを事前に録音してウェブサイトにアップロードする形で発表しました。
特にAIDEプロジェクトの市民・患者参画パネルにおける2つのワークショップで、参加メンバーが示したAI医療への期待や懸念に焦点を当てて発表しました。
AI技術は、臨床治療だけでなく、健康促進や予防医療にも変革をもたらそうとしています。このため、私たちは健康促進分野の国際会議において、新しい技術がこの分野で何を意味するのか議論を喚起しようと考え、AIDEプロジェクトの研究を紹介しました。
本発表では、健康促進分野におけるAI技術に示唆を与えるためには、AIDEプロジェクトで行っているような患者・市民参画から生まれた知見や思考が重要であることを示しました。