第5回患者・市民参画パネル(PPIP)、フォーカスグループ研究について議論
患者・市民参画パネル(PPIP)の主な役割は、医療におけるAIについて本プロジェクトに様々な意見を提供していただくことです。
同時にPPIPの活動は、医療におけるAI開発・実施を周知するための「ステークホルダーエンゲージメントプラットフォーム」をどのように設計するのかについて、わたしたち研究者がより理解を深めるための力になっていただきます。
去る10月8日には、第5回PPIPミーティングを開催いたしました。
目的はワークパッケージ5(WP5)で行われる主要ステークホルダーとのフォーカスグルーブ研究(前記事参照)のために作成したシナリオと質問について意見を出してもらうことです。
医療におけるAIの開発がどのように開発されているのかについて、実生活に即したシナリオ2件といくつかの質問項目を提示しました。
そして2グループに分かれて議論を行ってもらいました。そこで出たフィードバックはとても意義深くそして建設的なもので、WP5のシナリオと質問項目の策定に大いに役立つものとなりました。
PPIPメンバーと約1年間共に活動してまいりましたが、成果が確実に実を結んでいることを実感できたミーティングとなりました。