大阪大学周年事業特別講義でAIDEプロジェクトを紹介!

大阪大学は2021年に創立90周年を迎え、統合した大阪大学外国語学部も創立100周年を迎えました。5月と6月には、周年事業特別講義を開催し、世界中から1300人を超える学生が参加しました。

大阪大学ユネスコチェアはグローバルヘルスやプラネタリーヘルス研究に関する講義を行いました。

そして、大阪大学ユネスコチェア代表も務めるAIDEプロジェクト研究代表の山本ベバリー教授は、AIDEプロジェクト研究者のカテライ・アメリア氏とともに、「医療におけるAI」を取り巻く期待と問題、市民・患者をはじめとするステークホルダーによる関与の重要性、そしてこれらを現実のものとするためのAIDEプロジェクトの取り組みについて紹介しました。

ディスカッションセッションでは、ある学生から「AI開発を技術的な観点からではなく、社会的な観点から考えさせられたのは初めてのことだ」という発言がありました。「このディスカッションによって、新しい方法でAIについて考える必要に気づくことができた」。

特別講義を通じ、学生たちの、公正で公平な社会を作ろうとする情熱、そして大阪大学のモットーでもある“Live Locally, Grow Globally”(地域に生き世界に伸びる)という熱意に私たちは大きな刺激を受けました!